救急車の適正利用について
本当に救急車が必要ですか?
近頃、救急車のサイレンの音を耳にする機会が多くなったと思いませんか?
実は、救急要請が連続して、すべての救急車が出動してしまうこともたびたび発生しています。
救急搬送された人の約4割は、入院を必要としない、軽症者です。
このままでは、1分1秒を争う生命の危険にある、本当に救急車が必要な人への対応が遅れてしまいます。
残念ながら、過去には本当に救急車が必要であったのか、疑問に思う救急要請もありました。
- 風邪を引いた
- 歯が痛む
- 軽い打撲やかすり傷
- 診察の予定日なので病院へ連れて行ってほしい
このように、緊急性がなく自分で病院に行ける場合、定期的な通院などでは、タクシーがわりに救急車を要請することはやめましょう。
ただし、このような場合には、迷わず救急車を呼びましょう。
- 意識がない
- 呼吸をしていない
- 胸が痛み、冷や汗がでる
- 血が止まらない
- 突然の激しい頭痛・・・など
詳しくは総務省消防庁発行の 「救急車利用リーフレット」 をご覧ください。
消防署では、病院の照会も行っていますので、ご相談ください。
救急車の適正利用にご協力をお願いします